■
『色無き風』
"色無き風は秋の風のこと。中国の五行思想で秋の色は白で、色のない風と表した。"
コーメーの陣没が8月末だったので司馬懿が洛陽に戻ったのは秋風の頃かなと。(追記:やっぱり勉強不足のぼろが出ました。司馬懿、長安にいたわ…。昇進の詔勅を都で授かったら戻ったかも?ただ秋であるかは微妙ですね)
強風を吹かせたのは"まだその時ではない"という気付きの促し。
曹操も劉備も孫親子も首が繋がったまま没してて、数多の兵を投入しても大将が捕れない戦果。手にできない覇権。
"勝者無し"は結末を知っている立場目線と取れるけど、現状が順調でない時って、今わかっていること以外に糸口があるから全く的外れ、でもないと思ったんだ。
"勝ってから報告に来い"
"勝者は他にいる"
含蓄っていうおしゃれなことをしてみたかったというお話。