烏鷺画廊

ここはの、散文が流れ着くんじゃ。

ゼル伝の2次漁に出ています。
どの作品もエモくて良い。

特に時オカ。
ゼルダとリンクの関係具合が良い。

本当は妖精じゃないリンク。
選ばれた勇者と言われてガノン封印の戦いに身を投じるわけだけど、デクの樹サマは死んでしまうし、自身の出生は不明だし、普通なら気持ちがパンクしててもおかしくないのにゼルダの願いを叶えるため、古今東西奔走する健気な子。

助けを求めたゼルダだけど、心優しい彼女にそんなリンクを思う気持ちが芽生えるのも当然で、だからお互いに助け合うトライフォースの関係が自然と成り立ったのでしょうね。

はぁ…エモいわ。

ブレワイのゼルダの力が目覚めないのもなるほどなと。そして目覚めた瞬間も。

となると、リンクが不憫な境遇でも強く有ろうとすることが対ガノンに必要なスイッチなのかな?

…エモい。
けどやっぱりリンクは気の毒ね。

あと時オカの関係具合が良いもう一つの点がまだ幼さが残る年齢の子であるところ。

ちょっとだけゼルダの方が年上みたいだけど、同い年で精神年齢が少し上という関係なのかも。

いずれにしてもこの年齢がお互いを思う気持ちの純度が高くて良い。

どうしても年齢が上がると出てきてしまう高まる気持ちを、悪く言うわけじゃないけど彼等にはそれがない方が彼等らしくて、傍で見守るプレーヤーの私もそっちの方がエモくて良いのよ。

だからあんまりリンゼル感がない方が私は好み。なので続編の2人の関係がどんな具合なのかが気がかりです。

時オカに倣い、どちらも博愛による相手を思う気持ちが理想的だけど、ブレワイゼルダは難しそうな気がする。恋心持っちゃってる。

ルト姫みたいな性格じゃないし、サリアやミファーちゃんみたいに隠してはいるけどだだ漏れしてるし。

かといって夫婦みたいなのもしっくりこないし。

きっとリンクは姫と近衛兵の上下関係を貫くでしょう。

けどそれはそれでドライよねぇ。
鈍いと言えば聞こえはいいけど。

それか強制的に離ればなれになるとか。
時オカの7年後の世界みたいに。

時オカ7年後世界ゼルダの、リンクに対する気持ちは博愛だけでは済まなさそうだよね。永遠の片思い。エモい。